○議長(
竹内友之輔)
委員長報告はお聞きの次第であります。これより第40
号議案の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
竹内友之輔) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。4番、吉井議員。
◆4番(
吉井治海議員) 平成8年度交野市
水道事業会計決算認定について、日本共産党は反対の意見を表明します。 交野市は市の政策として11年間
水道料金を据え置き、安くておいしい水を供給してきました。ところが昨年の3月、市は38.44%の
水道料金大幅
値上げ案を提案し、昨年の6月議会で原案が一部修正されて可決されました。この
値上げはこれまでの市の政策のツケをもろに市民に押しつけるひどいものでした。平成8年度の
値上げ率はメーター口径13㎜と20㎜のどちらも使用量20立方メートルで19%余りのアップ、30立方メートルで26%のアップと、市民に負担が重くのしかかりました。決算でも収益勘定で営業収益が
料金改定のため前年比で27.5%の大幅増となっています。平成8年度
値上げによる当年度純損失見通しでは8262万円となっていましたが、決算では25万8000円の純損失に抑えられています。ということは、水道局職員の経費節減の努力もあったと思われますが、一方、収支見通しの甘さがあったとも考えられ、もっと
企業努力をして
値上げ幅を抑えることができたと言えます。 以上のような理由で、市民に大きな負担をもたらした平成8年度水道事業の決算に対して反対するものです。
建設水道常任委員会で理事者は私の質問に対して、今後安くておいしい水を供給する政策をとっていくと表明しましたが、ぜひその政策を守られるよう強く願うものです。
○議長(
竹内友之輔) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第40号を採決いたします。本件は
委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(
竹内友之輔) 起立多数であります。よって本件は
委員長報告のとおり認定されました。 次に第42
号議案の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
竹内友之輔) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
竹内友之輔) 討論なしと認めます。 これより議案第42号を採決いたします。本件は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
◆(全員) 異議なし。
○議長(
竹内友之輔) ご異議なしと認めます。よって本件は
委員長報告のとおり可決されました。 日程第10
議員提出議案第10号 第4次急傾斜地崩壊対策事業5箇年計画の策定に関する意見書の提出についてを議題といたします。提出者から提案理由の説明を求めます。栗原議員。
◆18番(
栗原俊子議員) ただ今議題となりました
議員提出議案第10号 第4次急傾斜地崩壊対策事業5箇年計画の策定に関する意見書の提出について、議案書に記載の5人の賛成者とともに、提出者としてその提案理由を申し上げます。 なお、提案理由の説明につきましては、意見書案の朗読をもって代えさせていただきますので、議員各位のご理解とご協力を賜りますことをお願いいたします。 急傾斜地崩壊対策事業は、多発するがけ崩れ災害から国民の生命、財産を守り、安全で豊かなうるおいのある
まちづくりを推進するために最も優先的に実施すべき極めて重要な事業であり、緊急かつ計画的に整備すべき国政の重要な課題である。 特に本市においては、面積の約半分が山地で占められ急傾斜地崩壊危険箇所も数多く存在している。 又、近年都市化の進展が著しく山麗まで開発が進みがけ崩れ災害が危惧されることから平成7年にわが町斜面整備構想を策定し、地域計画と一体的に整備を進めている。しかしその進捗は十分とは言えず急傾斜地崩壊対策事業を強力かつ着実に推進することが必要である。 従って、政府におかれては平成10年度を初年度とする「第4次急傾斜地崩壊対策事業5箇年計画」を策定し、所要の事業規模を確保の上、安全で快適な地域社会の基盤形成と良質な生活環境の形成に向けて、急傾斜地崩壊対策事業を強力に推進されるよう強く要望する。 以上のことをどうか議員各位のご審議をいただき、ご可決賜りますようお願い申し上げます。ご静聴ありがとうございました。
○議長(
竹内友之輔) 説明が終わりました。 ただ今議題となっております
議員提出議案第10号については
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
竹内友之輔) ご異議なしと認めます。よって
議員提出議案第10号については
委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
竹内友之輔) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
竹内友之輔) 討論なしと認めます。 これより
議員提出議案第10号を採決いたします。本件は原案のとおり提出することにご異議ありませんか。
◆(全員) 異議なし。
○議長(
竹内友之輔) ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり提出することに決しました。 日程第11
議員提出議案第11号
ごみ処理に係る
ダイオキシン対策の強化に関する意見書の提出についてを議題といたします。提出者から提案理由の説明を求めます。小林議員。
◆2番(
小林弘子議員) ただ今議題となりました
議員提出議案第11号
ごみ処理に係る
ダイオキシン対策の強化に関する意見書の提出について、議案書に記載の5人の賛成者とともに、提出者としてその提案理由を申し上げます。 なお、提案理由の説明につきましては、意見書案の朗読をもって代えさせていただきますので、議員各位のご理解とご協力を賜りますことをお願いいたします。 わが国において発がん性や催奇形性等の様々な毒性を有するダイオキシン類による汚染が予想以上の広がりを持っていることが本年6月の環境庁の調査結果によって明らかになった。環境庁の調査地点は全国21地点であるが、それによると都市部の大気中濃度は、90年の測定開始以来最も高く、国内の農村部や欧米各国の都市部の10倍の濃度となっており、極めて憂慮すべき事態となっている。 政府においては、中央環境審議会の答申を受けて大気中のダイオキシンの濃度指針並びに廃棄物焼却施設の焼却炉についての排出抑制基準を設けることとしている。また厚生省においては本年1月にダイオキシンの発生を防止するためのガイドラインを発表し、今後、地方自治体に対し、一定の濃度を超える施設についての緊急改善措置、ダイオキシンの発生の少ない全連続炉の新設、ダイオキシンを含む焼却灰等の無害化処理及び排出濃度の定期的測定・公表を行わせていくこととしている。 ダイオキシンの発生防止のためのかかる施策の実施は極めて重要であるが、それらを地方自治体のみで推進していくことは財政的・技術的にも極めて困難であり、政府の特段の支援が不可欠である。 よって政府においては、ダイオキシンの発生防止を図るために、下記の施策を速やかに推進すべきである。 記1.民間の産廃焼却炉等のダイオキシン排出状況についても調査し必要な規制を図るとともに、ダイオキシンの人体や食品等の汚染状況を常時調査し公表すること。2.ダイオキシン発生の根本原因である塩化ビニール等の廃プラスチックの回収・再資源化を関係企業に強力に行わせること。3.国の廃棄物処理・再資源化対策予算を増額し、全連続炉の新設や既設炉の改善に要する費用の負担について従来以上の助成策を講ずること。4.ダイオキシンの削減に有効なごみの固形燃料化(RDF)やダイオキシン等濃度測定機器の整備に対しても必要な助成を行うこと。 以上のことをどうか議員各位にご審議をいただき、ご可決賜りますようお願い申し上げます。ご静聴ありがとうございました。
○議長(
竹内友之輔) 説明が終わりました。 ただ今議題となっております
議員提出議案第11号については
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
竹内友之輔) ご異議なしと認めます。よって
議員提出議案第11号については
委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
竹内友之輔) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
竹内友之輔) 討論なしと認めます。 これより
議員提出議案第11号を採決いたします。本件は原案のとおり提出することにご異議ありませんか。
◆(全員) 異議なし。
○議長(
竹内友之輔) ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり提出することに決しました。 ただ今議決されました各意見書については早速関係機関に送付いたします。 この際お諮りいたします。3常任
委員会委員長から閉会中所管事項調査のため
委員会を開催したい旨の届出があります。3常任
委員会委員長の
申し出どおり、閉会中所管事項調査を許可することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
竹内友之輔) ご異議なしと認めます。よって3常任
委員会委員長の
申し出どおり、閉会中所管事項調査を許可いたします。 ただ今、市長よりあいさつしたい旨の申し出がありますので、許可いたします。北田市長。
◎市長(
北田輝雄) 議長のお許しをいただきまして、平成9年第3回議会定例会の閉会にあたりまして一言ごあいさつを申し上げます。 本
定例会にご審議をお願いいたしました諸議案のご審査に当たっていただきましたご労苦に対しまして深く感謝申し上げます。平成8年度の
一般会計決算ほか4特別会計につきましては、閉会中、特別
委員会のご審査を煩わすことになっておりますが、大変ご苦労をおかけいたしますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。平成8年度の
水道事業会計決算ほか6議案につきましてはすべてご協賛いただきました。ここに改めて厚く御礼を申し上げる次第でございます。 本
定例会を通し、各
委員会、また一般質問等におきましてもいろいろご提言を含むご指導を賜りました。私はもとより幹部職員をはじめ全職員心を引締め、大変なことではありますが、
行財政改革を通して交野市民が安全で安心して心豊かに往んでいただける
まちづくりになお一層精進努力する所存でございますので、引き続きましての変わらぬご指導とご協力を衷心よりお願い申し上げる次第でございます。 いよいよなみはや国体も開催まで25日と迫りました。議員各位はもとより多くの市民皆さん方にも大変ご苦労をおかけいたしますけれども、国体成功に向けてぜひご協力のほどを切にお願い申し上げまして、議会閉会にあたりまして、意は尽くせませんが、お礼のごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。
○議長(
竹内友之輔) これにて本議会に付議された案件の審査はすべて終了いたしました。よって平成9年第3回議会
定例会を閉会いたします。諸案件の審議に当たられたご苦労に対し深く感謝いたします。どうもご苦労さまでございました。 (午前10時47分 閉会)1.地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 旧 交野市議会 議長 谷 秀夫 旧 交野市議会 副議長 笹倉 徹 交野市議会 議長
竹内友之輔 交野市議会 副議長 大
岡元七郎 交野市議会 議員
吉坂泰彦 交野市議会 議員
渡辺利雄...